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<福島第1>廃炉工程表の改定案公表「気中工法」盛る

 政府は1日、東京電力福島第1原発の廃炉に向けた中長期ロードマップ(工程表)の改定案を公表した。1〜3号機の溶融燃料(燃料デブリ)について、原子炉格納容器底部から「気中工法」で回収する方針を盛り込んだ。使用済み燃料の搬出開始などが再び遅れる可能性も示された。
 作業全体の効率化などを基本姿勢に加えた。完了まで30〜40年とする工程全体の枠組みを維持した上で、新たに分かった現場の状況などを踏まえ、個別の目標工程を精査、再設定する考えを明らかにした。
 2017年度中だった3号機からの使用済み燃料の取り出し開始は、18年半ばへの先送りが決まっている。1号機も格納容器のコンクリート製ふたが水素爆発でずれたことが分かったため、20年度とした開始目標を遅らせることも視野に入れた。政府は個別の目標工程を決定した上で、9月中に工程表を改定する。


2017年09月02日土曜日


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