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<わたしの道しるべ>足元の自然見直し光を

◎写真家 曽根田慶一さん(50)=栗原市築館

 岩手・宮城内陸地震が発生した2008年に脱サラし、写真家になりました。世間が暗いムードに覆われる中、「美しい風景を切り取って周囲を和ませたい」と、衝動的にシャッターを切ったのがきっかけでした。
 当時は素人。全て独学です。でも身近に魅力的な風景があふれていて、被写体探しには苦労しませんでした。今も主に東北の自然を題材に撮影しています。
 おかげさまで少しずつ認めてもらえるようにもなりました。男鹿市の名物「ゴジラ岩」を撮った作品が12年、世界的なコンペで入賞したのは感激しましたね。
 こうやって自分が活動を続けられるのも、東北が神秘的な題材の宝庫だからだと思います。山、川、花、空…。ふと立ち止まって見てみると、唯一無二な表情がたくさんあるんです。
 「隣の芝生」でなく「足元の芝生」を見直してみてはどうでしょう。きっと世界の景勝地に負けない自然や風景があります。そこに光を当てることで、東北はますます輝きを増すのではないでしょうか。


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2017年09月03日日曜日


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