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<川崎町>産官学連携 インフラを観光資源に

小さな消波ブロックを作る参加者=宮城県川崎町の釜房ダム管理所

 宮城県川崎町と東北大大学院工学研究科インフラマネジメント研究センター(久田真センター長)、広告・印刷業のユーメディア(仙台市、今野均社長)は、町内のダムや橋を観光資源として活用する「インフラツーリズム」の取り組みを始めた。産学官の連携により地域活性化を目指す。

 初めてのイベントが8月19日、町内の釜房ダムであり、町内外の親子連れなど約20人が参加。ダムの内部を見学した後、工作の企画で小さな消波ブロックを作った。センターの石川弘子産学連携研究員がコンクリートについて解説する講座もあった。
 次回は10月14日に町内のインフラ設備などを写真撮影し、どれだけ多くの写真を撮れるかを競う催しを開く。小型無人機「ドローン」を使って橋を観察する企画も検討している。
 今回の産学官連携の取り組みは、町の無料観光情報誌を発行するユーメディアの仲介で実現した。センターは、インフラを中心とした観光資源の掘り起こしを担う。ユーメディアはイベント参加者に協力してもらい、スマートフォンアプリを使ったスタンプラリーを通して興味関心を分析。町は両者とともに、効果的な観光施策を立案する。
 小山修作町長は「インフラは造るだけでなく、生かすことも大切」、久田センター長は「インフラをもっと身近に感じてほしい」とそれぞれ強調。今野社長は「上手に情報発信し、町に何度も訪れてもらえるようにしたい」と語った。


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2017年09月03日日曜日


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