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<東北の道しるべ>盛岡「さわや書店」が選び抜いた100冊とは?

 岩手県盛岡市の老舗書店「さわや書店」が、市内2店舗で河北新報との共同企画「東北の道しるべ」フェアを開催している。特設コーナーに並ぶ100冊は、河北新報の提言を受けて「本の目利き」店員が独自の視点で厳選した。

 選書は本店の大池隆店長、オリオリ店の松本大介店長、外商部の栗沢順一部長が担当。東北や岩手ゆかりの作家、東北が舞台の作品を中心に選抜し、全作品に宣伝文を付けた。
 食材を付録にした月刊誌「東北食べる通信」の編集長による「都市と地方をかきまぜる」(高橋博之著、光文社新書)は「実践者だけに、言葉の重みが違います」と紹介している。
 このほか「東北−つくられた異境」(河西英通著、中公新書)、仙台市在住の作家熊谷達也さんの直木賞受賞作「邂逅(かいこう)の森」(文春文庫)、漫画「水木しげるの遠野物語」(小学館文庫)など多様なジャンルを取りそろえた。
 さわや書店は「蝦夷(えみし)、平泉、明治維新と歴史の中で負け続けてきた東北には、中央と対立する理由があった。東北の歴史や東北に生きる人々を考える機会にしてほしい」としている。
 創刊120周年を迎えた河北新報の提言「東北の道しるべ」は(1)「東北スタンダード」を掲げよう(2)「2枚目の名刺」を持とう(3)「自然と人間の通訳者」を育てよう(4)「共創産業」を興そう(5)「エネルギー自治」を確立しよう(6)「INAKA(いなか)を世界へ」広めよう−の6項目。
 フェアは30日まで。連絡先はさわや書店オリオリ店019(613)6464。

 100冊の詳しい紹介は「河北新報オンラインニュース」のトップページのリンクから、または、次のアドレスよりご覧になれます。
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1185/books100.pdf


2017年09月03日日曜日


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