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ドリンク×オリエンテーリング=ドリテリ節目の30回 20日、山形・七日町

 山形市の飲食店街、七日町が発祥の飲み歩きイベント「ドリンクテーリング」の第30回記念大会が20日、七日町一帯で開かれる。マップを片手に店を探し、手頃な値段ではしご酒が楽しめるため地元で根強い人気がある。節目となる今回は市中央公民館で同日、ドリンクテーリング全国サミットも開催する。

◎手頃にはしご酒、サミットも

 当日は居酒屋、すし店、ラーメン店、スナックなど約120店が参加する。
 前売り券は5枚つづり3500円(当日券4000円)。1枚で1店につき飲み物1杯とつまみを味わえる。商店街を4ブロックに分け、指定店1店と各ブロック1店を回り、計5店のスタンプを集める。完走すると抽選で蔵王温泉ペア宿泊券や県産酒が当たるほか、参加賞がもらえる。
 イベントは1986年に始まった。名称はドリンクとオリエンテーリングを組み合わせた造語で、通称「ドリテリ」。
 発案者の一人、岩淵正太郎七日町商店街振興組合理事長は「夜の街を活性化したかった。参加者は気になる店を訪れるきっかけになり、店には顧客開拓のチャンスになる」と狙いを説明する。
 36店が協賛した初回はPR不足もあって約80人の参加にとどまった。それでも参加者からは大好評で、岩淵さんらは手応えを感じたという。その後、回を重ねるごとに協賛店と参加者が増え、昨年は2661人が楽しんだ。
 2011年6月にはドリテリを緊急開催して東日本大震災の避難者を招待。16年5月は収益の一部で熊本地震の被災地に支援物資を送るなど、活動は街のにぎわい創出にとどまらない。
 県内外の商店街関係者からも注目を集め、仙台市の「イナトラほろ酔いスタンプラリー」をはじめ、東根市、兵庫県伊丹市、熊本市などで七日町をモデルに独自のはしご酒イベントが企画されている。サミットでは交流のある会津若松、伊丹、熊本の各市のドリテリ運営者が事例発表する。
 太田恒夫実行委員長は「参加者と店だけでなく、参加者同士の交流も生まれる。ドリテリを通し、新たな出会いと七日町を楽しんでほしい」とPRする。
 サミットは午後2時半開会、入場無料。ドリテリは午後6時半開始。連絡先は七日町商店街青年会023(631)6368。


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2017年09月03日日曜日


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