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ジョジョランド・奇妙な巡礼マップ(3)江陽グランドホテル/ファン憧れ幻の324号室

ホテル特製のコースターと漫画から着想を得たメニュー

 人気漫画「ジョジョの奇妙な冒険」の作者、荒木飛呂彦さん(57)は仙台市出身だ。第4部と第8部の舞台「杜王町」は仙台がモチーフで、ファンに愛される「聖地」がある。青葉区のせんだいメディアテークで9月10日まで開催中の荒木さんの原画展に合わせ、関連企画と共に探してみた。(7回続き)

 広瀬通沿いの江陽グランドホテルは、第4部と第8部の舞台「杜王町」のモチーフとなった仙台市を巡るファンの定宿だ。
 作中で街に迫る危機を主人公に伝えに来た空条承太郎が滞在したリゾートホテル「杜王グランドホテル」のモデルとされる。承太郎は1999年4月ごろから約5カ月間、324号室に宿泊した。
 324号室は敵キャラクターが空条承太郎に警告したり、おびき出そうとするための電話をかけるシーンなどで登場する。広い室内や落ち着いたインテリアが印象的だ。
 実は江陽グランドホテルに324号室はない。ファンの間では、ロイヤルスイートと間取りが似ていると評判だ。仙台市内で先月始まった作者荒木飛呂彦さん(57)の原画展の期間中、ホテル全室の宿泊客の約3分の1がファンだという。
 江陽グランドホテルでもアニメ原画展が開かれ、8月末まで漫画に登場する料理を再現した特別メニューを1階のレストランで提供。注文客に「杜王グランドホテル」などと書かれた特製コースターをプレゼントした。
 9月1〜10日はレストランで税込み1080円以上注文するとコースターがもらえる。後藤道博常務取締役(53)は「ジョジョの世界とホテルのサービスに触れ、思い出に残る一日を過ごしてほしい」と話す。

[江陽グランドホテル]仙台市青葉区本町2の3の1。1階レストラン「ロンシャン」の営業時間は午前9時〜午後7時。1933年創業の老舗ホテルで、世界から集めた美術品や調度品が見られる。別名「美術館ホテル」。連絡先は022(267)5111。


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2017年09月04日月曜日


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