宮城のニュース

鋼材加工メルコジャパン本社 宮城・丸森に移転 雇用創出で震災復興に寄与

液晶パネルなどの製造装置用の容器を生産する丸森第2工場

 鋼材加工業のメルコジャパンは4日、本社所在地を茨城県日立市から宮城県丸森町金山に移転したと発表した。生産拠点が同町と宮城県山元町にあり、従来から丸森の拠点に本社機能があった。移転は1日付。雇用創出で東日本大震災からの復興に寄与する考えだ。
 同社は液晶パネルや次世代パネル「有機EL」の製造装置用ステンレス製真空容器を主に生産する。売上高は約40億円。1996年に丸森に進出。国の津波・原子力災害被災地域雇用創出企業立地補助金を活用し、2015年に山元に海岸工場を建設した。
 海岸工場の隣接地に、早ければ18年秋にも半導体関連部品などの新工場を建設する計画があり、5年後に売上高60億円、新規雇用約50人を目指す。
 移転に伴う協定締結式で、栗田益行会長は「仙台港から交通アクセスが良く、実直で優秀な人材が多い。雇用を増やして復興に貢献したい」、保科郷雄丸森町長は「丸森に根差した企業として地域活性化への期待が高い」と述べた。


2017年09月05日火曜日


先頭に戻る