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<インバウンド>宮城の外国人宿泊者、最多に 16年統計で17万5000人超える

 宮城県は4日、訪日外国人旅行者(インバウンド)の誘客を図る「仙台・宮城インバウンド推進協議会」を県庁で開き、2016年に県内のホテルや旅館(従業員数10人以上)に泊まった外国人宿泊者(延べ人数)が17万5480人に上り、統計がある07年以降最多を記録したと報告した。
 15年と比べ1万4230人(8.8%)増加した。国籍別にみると、台湾が5万8320人で最も多く、中国3万440人、米国1万6550人、タイ1万660人となっている。
 観光庁の速報値で、17年1〜6月の宿泊者(計9万8370人)も前年同期比31.8%増えたと説明。ただ青森(63.7%増)、岩手(46.7%増)より伸び率が低く、「北海道新幹線開業などの追い風で北東北が宮城に迫っている」(県国際企画課)と分析した。
 会合では政府の東北観光復興対策交付金を活用した18年度の事業展開として、東アジアに加えて欧米豪への誘客促進、多言語案内表示や無料Wi−Fiなど受け入れ環境の整備を進める方針を確認した。
 出席者からは「会員制交流サイト(SNS)を活用した多角的な情報発信が必要だ」などとの意見が出た。高砂義行県国際経済・観光局長は「全国でインバウンドが急増する中、東北は伸びが鈍い。関係団体と連携し、あらゆる手法でアプローチする」と話した。


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2017年09月05日火曜日


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