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<うみの杜水族館>開業2年目 来場者70万人減 目新しさ薄れる?

プロジェクションマッピングを楽しむ来館者。水族館は「目新しさ」の演出に躍起だ

 仙台うみの杜水族館(仙台市宮城野区)の開業2年目(2016年7月〜17年6月)の来館者数は118万2200人で、開業1年目(15年7月〜16年6月)を70万7200人下回ったことが水族館の集計で分かった。開業当初の目新しさが薄れ、新たな集客策が課題となっている。
 何度でも入場可能な年間パスポート利用者数の落ち込みが特に目立つ。2年目は28万9500人で、1年目より22万6000人減った。パスポートの期限は1年間だが、1年目に購入した利用者が更新しないケースが多かったという。
 1年目は16年3月までの目標だった100万人を15年11月に突破し、好調な出足だった。水族館は「1年目は『オープン景気』だったが、1回来館して満足する人が多く、2回目以降の来館につながっていない」と分析する。
 水族館は客足を呼び戻すための新機軸の打ち出しに努める。6月にサッカーJ1仙台の協力を得て期間限定の水槽を展示したほか、7月には大水槽前の壁や天井、床をスクリーンに見立て、海の世界の映像を映し出すプロジェクションマッピングを始めた。
 写真を投稿するインスタグラムやツイッターなど会員制交流サイト(SNS)を活用する10〜20代の若者向けに、写真映えする撮影スポットも10月のハロウィーン前に館内に複数設ける予定だ。
 水族館の和田淳太副館長は「地元に根差した企画・展示や、さまざまなエンターテインメント性のある企画を実施し、何回来ても楽しめる水族館にしたい」と巻き返しに意欲を見せる。


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2017年09月05日火曜日


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