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福島・楢葉に商業・交流施設着工 地元経営者ら「復興に役立ちたい」

商業施設の完成予想模型を前に言葉を交わす猪狩さん(左端)ら入居予定の地元経営者たち

 福島県楢葉町が復興拠点に位置付ける「笑(えみ)ふるタウンならは」に整備する商業施設と交流施設の起工式が4日、現地であった。東京電力福島第1原発事故に伴う避難指示が解除されて5日で2年。商業施設に入る地元経営者らは「町の復興に役立ちたい」と誓った。
 町によると、いずれも来春の完成が目標。商業施設は、地元のネモトが運営するスーパー(床面積1124平方メートル)、パン屋や飲食店、理容店など7店が入る共同店舗(927平方メートル)、コメリが担うホームセンター(1260平方メートル)の鉄骨平屋3棟が建つ。
 交流施設は鉄骨一部木造2階、延べ床面積884平方メートル。誰でも自由に使える「みんなのリビング」や会議スペースなどを備える。ワークショップで出た住民の声を一部採用した。
 起工式で松本幸英町長は「生活の利便性向上に加え、新たなにぎわいと交流が生まれ、さらなる帰町と定住人口の増加に寄与する」と期待した。
 共同店舗でクリーニング業を再開する猪狩哲也さん(48)は取材に「住民に不便な思いをさせないよう頑張りたい」と強調。町内居住者が人口の約25%にとどまることから「お客さんを開拓する必要がある。高齢者も多いので手助けできればいい」と話した。


2017年09月05日火曜日


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