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<柏崎刈羽再稼働>新潟知事が福島県訪問「福島の事故、まず検証」

福島第1原発を視察する新潟県の米山知事(右から2人目)=4日午後(東電提供)

 新潟県の米山隆一知事は4日、福島県を訪れ、東京電力福島第1原発などを視察した。東電の柏崎刈羽原発(新潟県)の再稼働を巡っては「福島第1原発事故などの検証を行わない限り認められない」と重ねて主張。会談した内堀雅雄福島県知事には県民健康調査のデータ提供などを念頭に、検証作業に協力を求めた。
 米山知事は廃炉作業が続く第1原発や一時避難区域となった浪江町請戸地区を回った。第1原発については「非常に生々しかった。二度と事故を起こさないため、よく検証すべきだと感じた」などと述べた。
 内堀知事とは視察に先立ち、県庁で会談した。終了後、米山知事は柏崎刈羽原発6、7号機に言及。原子力規制委員会が近く、事実上の合格書に当たる審査書案を取りまとめるとみられることに「県として言うことはなく、規制委から言われることもない」と述べ、審査結果に左右されず、検証を進める考えを示した。
 内堀知事は同日の定例記者会見で「検証にできる限り協力したい。(具体的な依頼があれば)丁寧に対応したい」と語った。
 被ばくの影響を調べている県民健康調査は現在、検討部会が研究機関などへのデータ提供の在り方を議論している段階で、自治体への提供を認めるかどうかは未定。


2017年09月05日火曜日


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