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<来年・戊辰戦争150周年>「武士道」テーマ 議論熱く 会津若松でシンポ

武士道をテーマに話し合ったシンポジウム

 2018年に150周年を迎える戊辰戦争について考えるシンポジウム「戊辰と明治」が5日、会津若松市の会津稽古堂であり、研究者らが武士道をテーマに意見を交わした。
 明治大文学部教授で明治維新史学会事務局長の落合弘樹氏が「明治維新と武士〜士道に背きまじきこと」と題して講演。「戊辰戦争は残忍さと寛容さを併せ持っていた。首の数を争ったり分捕りをするなど、戦国時代と変わらない要素があった。昔の武士と同じように、戦が終わると和解した」と指摘した。
 会津大短期大学部非常勤講師の簗田直幸氏をコーディネーターにした討論では、河井継之助記念館(新潟県長岡市)の稲川明雄館長が「武士の本分は勝ち負けではない。私たちは律義な生き方、考え方をした会津の人たちに憧れる」と語った。
 シンポジウムは戊辰戦争の真実を後世に伝えようと活動する市民グループ「会津戊辰戦争百五十周年事業実行委員会」の主催で、昨年に続いて2回目。会場では戊辰戦争を紹介したミニパネル展もあった。


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2017年09月06日水曜日


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