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<高野病院>院長が今月末辞職 福島・広野

 福島県広野町の高野病院の新院長に4月に就いた阿部好正氏が今月末で辞職することが5日、病院関係者への取材で分かった。同病院は東京電力福島第1原発事故後も避難せず診療を続けた院長が昨年12月に死去し、一時存続が危ぶまれた。後任は決まっておらず、10月以降、再び院長不在となる可能性がある。
 双葉郡唯一の入院機能を維持してきた高野病院は、高野英男院長=当時(81)=が火災で死亡。病院の窮状を知った阿部氏が新院長の就任を申し出た。運営法人の高野己保理事長によると、辞任の意向は6月末に伝えられた。診療には影響はないとしている。
 高野病院は内科や精神科などがあり、阿部院長と県立医大が派遣する医師の常勤医計2人と非常勤医11人が診察。阿部院長は小児科医で、高野理事長は「専門外の診療で疲れてしまったようだ」と話した。
 高野院長の死去後、医師派遣などを行ってきた「支援する会」事務局長の尾崎章彦医師(南相馬市立総合病院)は「可能な支援を検討したい」と話した。


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2017年09月06日水曜日


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