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<等級検査>「一等米」判定も収量ダウン…今後に不安

コメの形質などを見る検査員

 古川農協(宮城県大崎市)の本年産米の等級検査が6日、始まった。農協を通じて市場出荷するコメの検査としては県内トップ。持ち込まれたコシヒカリ系のわせ品種「五百川」計218袋(1袋30キロ)は、全量が一等米と判定された。しかし、収量は減っており、生産者らは今後、本格化する主力米の収穫を懸念する。
 同市松山の検査場で検査を受けたのは、市内の農家岩崎芳邦さん(65)と斉藤作郎さん(63)が、それぞれ3、4日に収穫した五百川。検査員が袋から抽出したコメの水分量や形質などを調べた結果、全てが一等米だった。
 一等米の評価を得たものの、登熟期の日照不足などから不稔(ねん)もみも多く、収量は平年に比べて1、2割落ちたという。
 今後、主力品種のひとめぼれなどの収穫を控える。斉藤さんは「登熟がどれだけ進むかは今後の天候次第だが、収量は下がると思う。不安は残るが、何とかおいしいコメを消費者に届けたい」と話した。


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2017年09月07日木曜日


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