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日照不足と低温影響?水稲登熟に遅れ 天候不順で宮城県が10年ぶりに対策会議

 宮城県は6日、8月の日照不足と低温による農作物への影響に備える対策連絡会議を仙台市青葉区の県自治会館で開いた。2017年産水稲の登熟(もみの実入り)について、県が出穂後25日の進行状況を調べた結果、平年比85〜88%で推移していることが報告された。
 同会議の開催は低温だった07年以来、10年ぶり。県農協中央会、全農県本部、県の関係者ら約20人が参加し、水稲刈り取りの技術対策などを協議した。
 県の担当者は出穂時期やもみ数の違いなどで、登熟の進み具合に差が出る可能性を説明。もみの色や水分などを加味して収穫時期を判断するよう生産者に周知する方針を確認した。
 登熟を促すため、北上川沿岸(石巻市)、仙台東(若林区)、仙台市泉(泉区)の3土地改良区が、国や県の許可を得て河川からの取水期間を5〜20日間延長することも報告された。
 東北農政局が8月30日に発表した15日現在の17年産水稲の県内作柄概況は「やや良」(平年比102〜105%)だった。県農林水産部の小島俊夫次長は「適期の刈り取りを徹底し、少しでも県産米の品質を上げられるようにしたい」と話した。


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2017年09月07日木曜日


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