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黄色いタオルが無事の印 戸外に掲示し安否確認 町内会が訓練で検証へ

黄色いタオルを門に巻き付け、当日の予行演習をする女性

 仙台市青葉区宮町1丁目と小田原5丁目の住民でつくる車通南部町内会(369世帯)が10日、「黄色いタオル」を活用した安否確認訓練を初めて実施する。ドアノブなど戸外の目立つ場所に、「無事」の目印となるタオルを巻き付けてもらい、住民の安否を迅速かつ簡単に確認できるか検証するという。
 訓練は10日午前10時、震度7の地震発生を想定して実施。16人の班長が徒歩で担当エリア(1〜37世帯)を巡回し、タオルの有無を確認した後、マンションの管理人室に設置する訓練実施本部に報告する。
 役員は報告を受けた時間やタオルを戸外に掲示していた世帯数などをまとめる。池川豊年(ゆたか)会長(62)は「訓練開始から40分以内で町内会全戸の確認を終えたい」と話す。
 町内会は東六番丁小周辺のマンションが立ち並ぶエリア。2013年から訓練を行ってきたが、役員の高齢化もあり、戸別訪問で安否を確認する従来のやり方は「手間や時間がかかりすぎる」という声が上がっていた。
 役員の1人が「簡単かつ迅速に住民の安否を確認する方法がある」と提案したのが「黄色いタオル」を活用した方法だったという。
 池川会長は「有事の際、救助活動をスムーズに行える効果が期待できる。町内会未加入の外国人や若者にも関心を持ってもらい、地域の全戸に活動を広げたい」と話している。


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2017年09月07日木曜日


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