広域のニュース

東北電、規制委に意向「女川、東通ともに重要電源」

 原子力規制委員会は6日、原子力施設の安全性向上を考える会合を開き、東北電力の原田宏哉社長と意見交換した。原田社長は、新規制基準の適合性審査を受けている女川原発2号機(宮城県女川町、石巻市)と東通原発(青森県東通村)について「どちらも重要な電源。課題にしっかり対応したい」と述べ、今後も両原発の審査への対応を並行して進める意向を改めて示した。
 石渡明委員が「東通の審査は女川に比べ進んでいるとは言い難い」として、今後の進行を確認したことに答えた。
 規制委側は「女川は(東日本大震災で)被災した原発。再稼働を地域にどう説明するのか」と尋ね、原田社長は「審査に合格しただけで再稼働できるとは全く考えていない。安全性の向上を立地自治体やUPZ(原発30キロ圏の緊急防護措置区域)、県内全ての自治体、県民の目に見える形にして示す」と強調した。
 田中俊一委員長は「審査に合格し、震災で傷ついた地域に貢献できる状況をつくることが、経営者の責任だ」と話した。
 規制委は2014年から電力各社のトップと意見交換しており、東北電とは3回目。


2017年09月07日木曜日


先頭に戻る