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<全共宮城大会>初開催高校の部で柴田農林高入賞 地元勢躍進へ好発進

高校の部で審査に臨む柴田農林高の生徒と「ゆうひ号」=7日、仙台市宮城野区の夢メッセみやぎ

 日本一獲得に挑む大舞台が幕を開けた。仙台市宮城野区の夢メッセみやぎで、7日始まった全国和牛能力共進会(全共)宮城大会。開会式に臨んだ県内の出品者らは、悲願達成に向けて気持ちを高ぶらせた。初日にあった復興特別出品区(高校の部)では柴田農林高が入賞し、県勢躍進への先陣を飾った。
 開会式では約2300人の観客が、入場行進する各県の出品者らを手拍子で出迎えた。宮城大の学生によるすずめ踊りも披露され、雰囲気を盛り上げた。
 系統雌牛群(4区)に出品する大崎市の高橋則夫さん(58)は「しっかりと準備してきた。頂点を目指して本番に臨みたい」と静かに闘志を燃やした。
 全共で初開催となった高校の部には、柴田農林高が自校で生産、調教した「ゆうひ号」を出品した。東京電力福島第1原発事故に伴う風評被害の影響を感じながら、懸命に飼育を続けたエピソードを紹介し、出場した14府県で4位となる優秀賞3席に輝いた。
 出品牛を誘導した3年の平間大貴さん(18)は「日本一を目指していたので悔しいが、ゆうひ号と築いた信頼関係があったので入賞できた。牛の世話を通して自分も成長できたと思う」と涙ぐみながら話した。
 初日は約4万人(主催者発表)が会場を訪れた。全農県本部の菊地潔本部長は「全国から多くの出品者を迎え、無事にスタートを切れて良かった。高校生の入賞で地元開催に弾みがつくと思う」と語った。


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2017年09月08日金曜日


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