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「ドライブ先は東北に!」デジタルラジオ放送局、関東向けに魅力発信

「現地に足を運びたくなる情報を届けたい」と番組収録に臨む沖津さん

 ドライバー向けのデジタル放送局「Amanek(アマネク)チャンネル」がラジオ番組で、関東地区のリスナーらに東北の魅力を発信している。IT大手ヤフーが東日本大震災の被災地支援として運営する通販サイト「東北エールマーケット」と連携。地場産品やお薦めスポットを取り上げ「ドライブに行きたくなる情報」を紹介している。
 番組は、平日午後6時から15分間の「逢(あ)いに行くラジオ東北」。8月にスタートした。曜日替わりのナビゲーターがエールマーケットの商品を紹介し、東北ゆかりの人々に話を聞く。8月は福島県産の桃を特集。作り手の声や品種、レシピなどを放送した。
 インタビューには福島、宮城、青森各県のコミュニティーFMや道の駅の関係者、商店主らが出演する。観光名所や食、イベントに関し電話や東京都内のスタジオで熱く語った。
 火曜のナビゲーターを務める沖津那奈さん(27)は「地域への思い入れが強い人ばかり。私も旅がしたくなる」と笑顔を見せる。
 アマネクは、地上アナログテレビ放送の終了で空いた周波数帯を使う無料デジタル放送「i−dio(アイディオ)」のチャンネルで昨年7月に開局した。
 音楽や利用者の位置情報に応じた気象やドライブの情報も流す。番組に登場した場所のデータをカーナビに送ることもできる。
 運営会社「アマネク・テレマティクスデザイン」(東京)の庄司明弘副社長(57)は、現地に赴くインタビューを担当。まずは福島県内の若手農業者2人を訪ねて思いを聴いた。「東北の姿を地元の人の言葉で伝え、交流人口の拡大につなげたい」と意気込む。
 放送地域は関東や関西、九州など。東北でも開業準備を進めている。専用受信機やスマートフォンのアプリで聴くことができる。


2017年09月08日金曜日


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