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<バレー男子>小野寺・藤井 宮城出身2選手闘志

全日本代表の記者会見で大会での活躍を誓った藤井(手前)と小野寺

 4年に1度のバレーボールの国際大会、ワールドグランドチャンピオンズカップ男子大会(12日開幕)の日本代表が7日、東京都内で記者会見し、中垣内祐一監督は「出場国は格上ばかりだが、全部勝つつもりで目先の1点、1セットにこだわってプレーしていきたい」と意気込んだ。
 この日はメンバーが発表され、大竹壱青(中大)高橋健太郎(東レ、山形・米沢中央高−筑波大出)小野寺太志(東海大、宮城・東北高出)ら身長200センチ以上の選手が5人入った。中垣内監督は「日本バレー史上最も高い。夢があるチーム」と話し、エース石川(中大)は「攻守ともにベストを尽くしてプレーしたい」と抱負を語った。
 リオデジャネイロ五輪覇者のブラジル、同2位のイタリアなどが出場する。日本は名古屋での開幕戦で米国、13日にフランスと対戦。15〜17日に大阪でイタリア、イラン、ブラジルの順に顔を合わせる。

◎小野寺 スパイカー転向で奮起/藤井 世界で経験を積み成長

 ワールドグランドチャンピオンズカップ男子大会の全日本代表に、宮城県出身の2人が選ばれた。25歳のセッター藤井直伸(東レ、宮城・古川工高−順大出)と最年少21歳でウイングスパイカー小野寺。7日に東京都内で記者会見に臨んだ2人は「持ち味を出して、チームに貢献したい」と誓う。
 藤井は6月のワールドリーグ、7月の世界選手権アジア最終予選を経て一回り成長した。「相手との駆け引きをより考えるようになった。スパイカーが気持ちよく決められるよう引き立て役になる」と黒子に徹する。
 「勝つための努力を惜しまない」のが信念だ。試合前日、相手ブロックの特徴、味方の攻撃パターンを自分なりに想像してから就寝する。実業団入り後、チームが2014〜15年シーズンにプレミアリーグ入れ替え戦を経験。勝って残留したが、「相手の研究をし尽くして試合に臨まなければならない」と学び、習慣にした。
 強豪のブラジル、フランスなどとの対戦を控える今大会に向け「攻撃の選択肢はセッターが握っている。アグレッシブなトスを上げたい」と強気だ。
 小野寺は8月の代表合宿で、ブランコーチの勧めでミドルブロッカーから転向した。3年後の東京五輪出場を目指す上で「遠回りにならないだろうか。戸惑った」と振り返るが「挑戦するのが大事。いい方向に転がるだろう」と張り切る。試行錯誤の毎日を送る中で、同学年の石川祐希や大竹壱青(ともに中大)らから助言を受け、少しずつこつをつかんできた。
 201センチの小野寺を含め、200センチ台が5人もそろった全日本代表の高さは今までになかった武器。小野寺は「前衛でのブロックを期待されている。日本のトップでプレーする石川に負けないよう、ライバル心を持って臨みたい」とフル回転を誓った。(剣持雄治)


2017年09月08日金曜日


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