宮城のニュース

<郡仙台市長>所信判明 いじめ問題再発防止 復興へ取り組み加速

郡和子仙台市長

 8月に就任した郡和子仙台市長が、初めて臨む市議会9月定例会で表明する所信の概要が8日、判明した。「全ての市民が健やかに安心して暮らせるまちづくり」「まちの魅力と活力の向上」「市民協働」を基本的な考えとして掲げ、東日本大震災からのポスト復興にスピード感を持って挑む決意を示す。
 「健やかに安心して暮らせるまちづくり」は教育、地域福祉、復興の3点を重視。市立中で相次ぐいじめ絡みの自殺問題を受け、原因究明と再発防止を通じた教育行政への信頼回復を目指す。市長選で公約に掲げた35人以下学級の拡充、給付型奨学金制度の創設の検討に入る。
 市沿岸部の宮城県道塩釜亘理線のかさ上げによる東部復興道路の早期整備のほか、子どもの心のケアなど被災者に寄り添う対応に努めると強調。「復興なくして仙台の未来はない」との気概を示す。
 「まちの魅力と活力の向上」は、杜の都や学都といった都市ブランド力を高め、地下鉄沿線の開発や東北各地との連携による交流人口の拡大を図る。
 「市民協働」では「あらゆる市民が力を発揮し、活躍できる環境づくりが欠かせない」として、奥山恵美子前市長の旗印でもあった市民協働をさらに進める姿勢を鮮明にする。
 多様化する地域課題に対応するための現場主義や、前例にとらわれない「創例」主義を掲げ、職員の意識刷新に取り組む考えも打ち出す。


関連ページ: 宮城 政治・行政

2017年09月09日土曜日


先頭に戻る