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<仙台南北線>初の1日18万人台 東西線開業が寄与

 仙台市地下鉄南北線の2016年度の1日当たり乗車人数が、1987年度の開業以来初めて18万人台に達したことが7日、分かった。市交通局は15年12月に2路線目の東西線が開業したことで地下鉄での移動範囲が拡大し、利便性が向上した効果とみている。
 市の高速鉄道事業決算によると、開業30年目に当たる16年度の南北線乗車人数は18万6797人。過去最高だった15年度の17万3595人から7.6%増加した。交通局営業課は「南部の太白区長町や富沢などで沿線開発が進んだこともプラスに寄与した」と説明する。
 開業以来の各年度の乗車人数はグラフの通り。初年度の11万3338人から95年度まで増加が続いたが、90年代半ばに16万人台で頭打ちとなり、00年代は15万人台に低迷した時期もあった。11年の東日本大震災後は市内の人口増加に伴い、12年度から回復基調に転じていた。
 市は当初の需要を1日22万5000人と予測していたが、過去最高となった16年度でも予測の8割強にとどまる。
 一方、東西線の16年度の乗車人数は1日当たり6万2263人と、15年度の5万4056人に比べ15.2%増えた。15年度は15年12月〜16年3月の4カ月間のみの人数で単純比較はできないが、市民の足として定着しつつある様子がうかがえる。


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2017年09月09日土曜日


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