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気仙沼・内湾 かさ上げ宅地完成は19年度内 1年ずれ込む

 宮城県気仙沼市は8日、東日本大震災で被災した内湾地区で進める土地区画整理事業について、地盤をかさ上げして造成する宅地(6.5ヘクタール)のうち3.8ヘクタールの完成年度が、予定より1年ずれ込むと発表した。完成は最も遅れるところで2020年3月末になる。
 市議会震災調査特別委員会で市が明らかにした。内湾地区の区画整理事業は2014年10月に着工した。事業の遅れは着工後3度目。中心市街地のまちづくりに影響が出そうだ。
 かさ上げ工事で移転が求められる事業者が新たな事務所を確保できなかったり、撤去を予定している被災建物の基礎が残っていたりするのが遅れの理由。道路整備など他の工事との調整も必要となる。
 特別委で市は、災害公営住宅で空きが出たために入居条件を被災者以外に広げて実施した一般公募(8月1〜31日)の状況も公表した。募集戸数100戸に対し、応募は231件。市は今月18日に抽選会を実施し、入居者を決める。
 市は28地区35カ所に、被災者用の災害公営住宅2087戸を整備した。被災者が自主再建に変更するなどし、8月末現在で165戸の空きがある。


2017年09月09日土曜日


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