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<東日本大震災>工事着工前に手掛かり捜す 南三陸・戸倉

被災した当時の姿を残す海岸で手掛かりを捜す署員

 東日本大震災から6年半が経過するのを前に南三陸署は8日、宮城県南三陸町戸倉の沿岸で行方不明者の一斉捜索を実施した。
 捜索範囲は、折立地区のうち被災したままの姿で残る海岸約500メートル。署員6人が海に向かって黙とうをささげた後、レーキで土砂をさらって行方不明者の手掛かりを捜した。
 町の行方不明者は211人。同地区での一斉捜索は2014年11月と合わせて2回目。この海岸で防潮堤の工事が間もなく始まるため、捜索場所に選んだ。
 滝口忠克地域課長は「防潮堤のコンクリートで土砂や岩が覆われると、遺留物が引っかからず、漂着しづらくなる。今後も自治体から工事の情報を得ながら、効果的な捜索活動を続けていく」と話した。


2017年09月09日土曜日


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