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<大震災6年半>絆深め新たな歴史を 閖上小・中で合同運動会

全員リレーのトップバッターとして走りだす児童

 東日本大震災で被災し、内陸部に移転、間借りしている名取市の閖上小(児童54人)と閖上中(生徒54人)の合同運動会が9日、名取市民球場であった。両校は来春、沿岸部の閖上地区に戻って小中一貫校として生まれ変わる。子どもたちのつながりをさらに深めようと、最初で最後の共同開催となった。
 小中学生は踊りや障害物競走、玉入れなど13の競技に取り組んだ。小学1年から中学3年までが4チームに分かれ、幼い順に走る縦割りの全員リレーは、抜きつ抜かれつの展開に。応援に駆け付けた保護者や閖上地区の元住民らは大いに盛り上がった。
 いずれも中学2年で小中一貫校に進む南部陽向(ひな)さん(13)は「団結力が高まった。来年は最高学年の9年生なので、入学したばかりの子に優しく接したい」と話し、針生定東(じょうと)さん(13)は「小学1年は初めての運動会なので『思い切り行け』と背中を押した。来年はみんなのリーダー的存在になる」と語った。
 閖上地区では24日にも、震災後に休止していた住民運動会が7年ぶりに再開される。


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2017年09月10日日曜日


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