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<定禅寺ジャズフェス>東北楽天元選手・鉄平さん バンド結成、きょう出演

ジャズフェスに向け練習に打ち込む(右から)土谷さん、柳さん、本間さん

 仙台市中心部で開幕した第27回定禅寺ストリートジャズフェスティバルに、プロ野球東北楽天の元選手土谷鉄平さん(34)が3人組バンドの一員として初出演する。アコースティックギターを弾く土谷さんは「ジャズフェスは最大の目標だった。観客と一緒に楽しみたい」と10日の本番を待ち望む。

 バンドは「鉄柳with Tack」。球団が運営するコミュニティーFMラジオ局の柳雄介さん(37)、本間拓人さん(25)の両パーソナリティーと共に2016年5月に結成した。柳さんがボーカル、本間さんがコーラスと打楽器カホンを担当している。
 土谷さんが現役引退し、東北楽天ジュニアコーチに就いた16年3月、柳さんのラジオ番組で趣味のギターを披露したのがきっかけ。リスナーの反応が良く、番組で演奏を重ねるうちバンド結成につながった。
 「音楽は素晴らしい」と話す土谷さんには、忘れられない思い出がある。
 趣味でギターを始めて半年後の12年冬。東日本大震災で親を亡くした孤児の支援イベントで人気デュオ「ゆず」のヒット曲「栄光の架橋」を弾いたところ、「避難所で聴き、気持ちの支えになった」と涙を流した人がいた。
 「たどたどしい演奏だったのに、泣いてくれて。(ギターを)うまくなろうと思った」と土谷さん。現役時代から時間を見つけ、こつこつと練習を重ねた。
 出演は10日午前11時50分から、青葉区のぶらんど〜む一番町商店街「水のオブジェ」前で。球団のテレビCMにも使われたオリジナル曲「ぼくらの観覧車」など5曲を演奏する予定だ。
 球団主催イベントなどでライブ活動をしてきたが、全国最大規模を誇る市民音楽祭のジャズフェスは晴れ舞台。柳さんは「僕たちを知らない人にも楽しんでもらえるよう頑張る」と意気込み、本間さんは「雰囲気にのまれず、いつも通りやりたい」と自然体を強調する。


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2017年09月10日日曜日


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