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<震災6年半>身元不明遺骨を慰霊

身元不明の犠牲者らの遺骨を弔う宗教関係者=11日午後2時40分ごろ、仙台市青葉区の市葛岡墓園管理事務所

 東日本大震災から6年半の11日、仙台市青葉区の市葛岡墓園で、市内の宗教関係者有志が震災身元不明犠牲者らの遺骨を慰霊した。
 葛岡墓園管理事務所では、市が身元不明の遺骨2柱と、判明しながら引き取る遺族がいない4柱を保管。若林区の愚鈍院住職中村瑞貴さん(57)が線香を手向け読経したほか、太白区の日本ナザレン教団仙台富沢キリスト教会の牧師阿部頌栄さん(34)が賛美歌を歌い、祈りをささげた。
 墓園での慰霊は2011年6月から、宗教や宗派を超えて月1回行う。中村さんは「震災を忘れてはならないという誓いを新たにした」、阿部さんは「亡くなった人々に思いを寄せ、弔い続けたい」と強調した。
 警察庁のまとめでは、震災による死者は全国で1万5894人、行方不明者2546人。東北の市町村が管理する遺骨は8月の河北新報社の調べで岩手、宮城両県内に計189柱ある。


2017年09月12日火曜日


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