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<Eパーソン>顧客重視 ケア手厚く

岡田義則(おかだ・よしのり)日本工学院専門学校卒。80年入社。15年常務営業本部長、16年常務管理本部長。17年6月から社長。58歳。盛岡市出身。

◎デンコードー 岡田義則社長

 家電量販店ケーズデンキを東北・北海道地区で展開するデンコードー(名取市)は今年、創業60年を迎えた。節目の年、岡田義則氏(58)が創業家以外から初めて社長に就いた。かじ取り役を任された岡田氏に決意と展望を聞いた。(聞き手は報道部・山口達也)

 −創業家以外から初の社長就任となる。
 「デンコードーを創業した井上元春、元美両社長(いずれも故人)に最後に育てられた世代。入社してから大半を営業現場で過ごした。常に顧客と取引先を大切にするよう教えられた。60年間、大切にしたことを改めて全従業員で確認し、継承していく」
 「100年先を見据えて東北での商売を継続させるため、一部期間のたすきを受け取ったにすぎない。創業家以外で初の就任となり、周辺から意識されるだろうが、気負いなく頑張りたい」

 −東北での実績をどう評価しているか。
 「店舗販売に関しては、アフターサービスをきめ細かく実施してきた。配送や修理を含め、きちんとケアすることが不変の方針。そういうサービスを続けた結果、顧客の信頼を得て、競合他社の東北進出が少ない状況をつくり上げた」

 −今後の営業戦略は。
 「インターネット通販が拡大しているが、価格競争だけで終わるのではなく、アフターサービスをさらに強化する。接客でも単なる商品説明だけではなく、顧客のニーズをしっかり聞いて、アドバイスできる人材を育てたい」
 「東北では、少子高齢化による人口減少も意識しないといけない。消費が縮小する中でも、アフターサービスをきちんとすることが生き残る道だと考える。まだ空白地のある北海道は、新たな店舗展開が可能だろう」

 −障害者雇用に力を入れている。従業員2000人以上の宮城県内の企業では最も多い。
 「知的障害者はバックヤードで働いてもらい、身体障害者は接客も任せている。役割分担をきちんと見定めれば、多様な働き方ができる。今後も雇用を拡大していきたい」


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2017年09月13日水曜日


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