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<原燃>ウラン濃縮工場を一時停止 相次ぐトラブル受け

 日本原燃は12日、ウラン濃縮工場(青森県六ケ所村)のウラン生産を一時停止し、青森県や周辺市町村に報告した。現時点で再開の見通しは立っていない。
 ウラン濃縮工場では7月、28年間部品を交換しなかったことによる経年劣化でディーゼル発電機の制御盤から出火したほか、8月には管理区域内の給排気ダクト44カ所が腐食し、最大20センチの穴が見つかるトラブルが相次いだ。
 これを受け原燃は、設備や安全対策の改善を図るとして、8月29日に規制委にウラン生産の一時停止の方針を伝えていた。
 一連のトラブルに対し、六ケ所村の戸田衛村長は12日、村役場を訪れた原燃の高瀬賢三地域・業務本部長に遺憾の意を伝えた。
 非公開の面談で、高瀬地域・業務本部長はウラン濃縮工場の一時停止や、再処理工場の非常用電源建屋に約0.8トンの雨水が流入したことの経緯と応急対策などを説明した。
 戸田村長は「自主点検が適切にされていなかった。極めて遺憾。抜本的に見直した品質保証機能が発揮されていない」とコメントした。高瀬地域・業務本部長は「根本原因を分析し、その上でどう対応するか検討していきたい」と語った。


2017年09月13日水曜日


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