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福島・楢葉町が役場内に「中学生室」新設 復興に生徒の意見反映

岸氏(手前右)の進行で、まちづくりに意見を述べる楢葉中生ら

 福島県楢葉町は12日、町の復興施策に次世代を担う世代の声を反映しようと、中学生室プロジェクトを始めた。役場内に「中学生室」を新設。メンバーとして委嘱した楢葉中2年の7人が月に1回程度の会合を持ち、柔軟な発想で課題解決について考える。
 町役場で委嘱状交付式があり、松本幸英町長が「豊かな感性と斬新なアイデアをまちづくりに生かしていきたい」と述べた。
 松本町長や職員も出席した初会合で、生徒たちは東京電力福島第1原発事故に伴う避難指示解除から2年を迎えた町について感じていることを発表。「冬のイベントがあればいい」「名物のすいとんをみんなで作って食べたら楽しい」などの意見が出て、町側が検討することになった。
 町は5月から、町復興戦略アドバイザーの岸博幸慶応大大学院教授による中学2年生向け特別授業を6回実施。生徒が提言したまちづくりのアイデアを評価し、中学生室設置を決めた。
 メンバーの荒井嶺良(れいら)さん(14)は「どうしたら町が住みやすくなるかを考える授業が楽しかった。これから町の力になれたらうれしい」と話した。


2017年09月13日水曜日


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