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<街角景気>東北2ヵ月ぶり悪化 8月、天候不順影響大きく

 東北活性化研究センターは、新潟を含む東北7県の8月の景気ウオッチャー調査結果をまとめた。景気実感を3カ月前と比較した現状判断指数(DI、季節調整値)は前月比3.9ポイント低下の45.1となり、2カ月ぶりに悪化した。太平洋側で続いた長雨と低温が大きく影響した。好不況を判断する目安の50も9カ月連続で下回った。
 分野別(原数値)では、家計動向が4.7ポイント低下の44.7、企業動向が4.3ポイント低下の46.3と、ともに2カ月ぶりの前年割れ。小売業、飲食業を中心に夏物商材が不振だった。台風5号の影響で、仙台七夕まつりの人出が大幅に減ったことも響いた。
 ウオッチャーからは「飲料、酒などの売り上げが厳しく、お盆期間の来客数も前年を下回った」(スーパー)「長雨が夏休みを直撃し、来客数が前年より25%下回った」(遊園地)などの声があった。
 2、3カ月先の見通しを表す先行き判断DI(季節調整値)は前月比0.6ポイント低下の48.2と、2カ月連続の悪化を見込む。農作物の出来を心配する声や、「北朝鮮のミサイル問題でグアム方面の教育旅行や家族旅行がキャンセルされている」(旅行代理店)との懸念も示された。
 センターは内閣府実施の東北分の調査を担当。小売業者など210人のうち194人から回答を得た。


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2017年09月13日水曜日


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