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一関・骨寺村荘園遺跡 中世遺構か 柱穴10ヵ所

柱穴が確認された建物跡

 岩手県一関市教委は9日、一関市厳美町の骨寺村荘園遺跡で見つかった中世遺構の可能性がある建物跡で、柱の穴などとみられる穴を10カ所確認したと発表した。平泉野(へいせんの)台地エリアで行っている本年度発掘調査の現地説明会で明らかにした。
 建物跡は5.5メートル四方のほぼ方形で、壁に沿って複数の柱穴や整地した床の跡を確認した。かまどの跡がないことから、市教委は10世紀以降の中世の竪穴建物跡の可能性が高いと推測している。ただ、鎌倉時代の絵図に示された「骨寺堂跡」との関連は薄いとみられる。
 建物跡近くでは、現在の林道に沿うように両側に側溝のある幅約2.4メートルの道路跡を確認した。中世までさかのぼる可能性もあるとみて調べる。
 一関市教委は世界遺産「平泉の文化遺産」への追加登録を目指し、本年度までの5カ年を集中研究期間として骨寺堂跡など中世の遺構発見に全力を挙げている。


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2017年09月14日木曜日


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