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<東北景況感>2期連続改善 財務局調査 7〜9月期

 東北財務局は13日、東北の7〜9月期の法人企業景気予測調査をまとめた。景況感が「上昇」と答えた企業の割合から「下降」の割合を引いた景況判断指数(BSI)はマイナス2.7で、前期より1.3ポイント上昇した。改善は2期連続。非製造業は8月の天候不順の影響を受けたが、好調な製造業が全体をけん引した。
 業種別のBSIは、製造業が10.0ポイント上昇の3.4。17業種中9業種で上昇し、2期連続で改善した。プラス水準は3期ぶり。
 情報通信機械は車載向け、スマートフォン向けの部品製造で高操業が続き36.2ポイントアップの50.0。首都圏の建設需要拡大に伴い、木材・木製品は51.3ポイント上昇の23.5となった。
 非製造業は1.9ポイントダウンのマイナス4.9となり、2期ぶりに悪化。12業種中9業種で悪化した。運輸・郵便は人手不足や悪天候で荷動きが鈍化し、26.8ポイント低下のマイナス8.6。小売りも10.7ポイント低下のマイナス19.7だった。
 県別のBSIは表の通り。青森、秋田、山形、福島はいずれも2期連続の改善。秋田は3期ぶりにプラス水準となった。
 規模別は大企業(資本金10億円以上)が1.4ポイント上昇の0.7、中堅企業(1億円以上10億円未満)が0.4ポイント低下の0.5、中小企業(1000万円以上1億円未満)は2.3ポイント上昇のマイナス5.7。
 10〜12月期の先行きは、全産業で5.2ポイント改善の2.5を見込む。
 東北財務局は「飲料の卸売りやエアコン販売が振るわず、ゴルフ場の来場者も減るなど非製造業で長雨の影響が見られた」と分析した。
 調査時点は8月15日。対象830社のうち775社(93.4%)が回答した。


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2017年09月14日木曜日


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