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<東北中央道>福島−米沢間の所要時間が大幅短縮 経済、観光への波及効果に期待

 東北中央自動車道福島大笹生(おおざそう)インターチェンジ(IC)−米沢北IC間の開通日が11月4日に決まった13日、沿線の関係者からは地域の経済や観光への波及効果を期待する声が上がった。
 開通により急勾配や急カーブがある国道13号の栗子峠を回避でき、福島市と米沢市の所要時間が大幅に短縮される。
 米沢市の中川勝市長は「安全性や快適性が大きく向上する。企業の進出、物流量の増加など経済の活性化も見込まれる」とコメント。福島市の小林香市長は「交通や流通の結節点となる福島市の伸展を進め、交流の拡大に努める」との談話を発表した。
 米沢市にある大平温泉「滝見屋」若女将(おかみ)で、温泉米沢八湯会の安部里美事務局長は「開通日決定をまだかまだかと待ち望んでいた。米沢の里山行楽シーズンと重なり、全国からの観光客を期待できる」と話す。山形の玄関口として今後、観光ルートの提案と全国へのPRに取り組む考えだ。
 今年は仙台藩祖・伊達政宗生誕450年。東北道経由で政宗公が生まれ育った米沢と、城を築いた仙台が高速道路でつながる。米沢市出身で、同市で伊達氏ゆかりの史跡のガイドを務める仙台市太白区の椎野健作さん(70)は「節目の年に感慨深い。両市の住民の交流と政宗公の顕彰に弾みがつく」と述べた。


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2017年09月14日木曜日


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