宮城のニュース

<仙台市>地下鉄・バス赤字 東西線建設費負担影響 16年度公営事業決算

 仙台市は2016年度の公営事業の決算と実績をまとめた。地下鉄、バスの交通2事業で赤字を計上。地下鉄は15年12月に開業した東西線の建設費負担が影響し、バスは東西線に乗客が流れて収益が悪化した。水道、下水道、ガス、病院の各事業は黒字を確保した。

<地下鉄>
 南北、東西両線の乗車料収入は22.3%増の計147億4724万円。東西線の建設に伴う企業債の償還や減価償却費が重く、29億円余りの純損失。赤字は07年度以来9年ぶり。

<バス>
 10年連続の赤字。乗客数は7.7%減の3774万8503人、乗車料収入も6.2%減の63億4813万円。東西線開業に伴う路線廃止や減便が原因。累積赤字も57億円近くに拡大した。

<水道>
 2年連続の黒字。富田浄水場(太白区)の廃止で特別損失を計上し、純利益は34.5%減の19億8890万円。

<下水道>
 過年度実施の東日本大震災の復旧費が国から交付され、特別利益22億6571万円を計上。2年連続の黒字となった。

<ガス>
 3年連続の黒字。原料の液化天然ガス(LNG)の価格が落ち着き、販売価格も原料費調整制度で抑えられ、収益、費用が共に1割以上減った。

<病院>
 3年ぶりの黒字。旧病院跡地(若林区)の売却で特別利益を計上し、収益は21.7%増加した。


関連ページ: 宮城 政治・行政

2017年09月15日金曜日


先頭に戻る