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インターンシップ学生に不払い労働 農業生産法人に勧告 石巻労基署

 NPO法人POSSE(ポッセ)仙台事務局は14日、県庁で記者会見し、インターンシップの学生2人に不払い労働をさせたとして、石巻労働基準監督署が農業生産法人アルコバレーノファーム(石巻市)に賃金計約28万円を支払うよう是正勧告したと発表した。
 被害を受けた東北学院大経済学部の3、4年の女子学生2人も同席。2人は商品開発の体験を目的に3月から同社のインターンに参加したが、実際には資料やWEBサイトの作成、催しでの商品販売などに従事させられたという。
 相談を受けたポッセの森進生仙台事務局長は「学生を安い労働力として利用するのは看過できない」と強調し、女子学生の1人は「学生は労働に関する知識が少なく、裏切られたようで残念だ」と話した。
 勧告を受けた企業の担当者は「認識の違いがあった。支払いの準備を進める」と話した。石巻労基署は「個別事案のコメントは差し控える」としている。
 ポッセは同日、企業にインターンを仲介した仙台市内の団体が、アルバイトの紹介名目で手数料を受け取った疑いがあるとして宮城労働局に調査を依頼。同様の被害が増えているため、17日午後5〜9時に無料電話相談を実施する。
 連絡先は(0120)987215。


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2017年09月15日金曜日


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