広域のニュース

北ミサイル日本通過 襟裳岬2000キロ沖太平洋落下 破壊措置実施せず

 政府によると、北朝鮮が日本時間15日午前6時57分ごろ、弾道ミサイル1発を北東方向に発射した。ミサイルは約3700キロ飛行し、北海道上空を通過、襟裳岬の東約2200キロの太平洋上に落下した。全国瞬時警報システム(Jアラート)が作動。自衛隊法に基づく破壊措置の実施はなかった。河野太郎外相は大陸間弾道ミサイル(ICBM)の可能性があるとの見方を示した。米太平洋軍は中距離弾道ミサイルとの初期分析を発表した。米軍の要衝グアムに届く射程を実証した可能性がある。
 国連安全保障理事会は11日、北朝鮮による6回目の核実験を受けて、新たな制裁決議を採択。北朝鮮は国際社会の圧力に対抗して核・ミサイル開発を続ける強硬姿勢を鮮明にした。
 政府によると、最大高度は約800キロ。中距離弾道ミサイル「火星12」やICBM「火星14」の可能性がある。韓国軍によると、首都平壌の順安地域付近から発射された。
 北朝鮮による弾道ミサイルは、8月29日に北海道上空を越えて火星12を太平洋に発射して以来。北朝鮮のミサイルが日本上空を通過するのは今回が6回目。日本への落下物などは確認されず、航空機や船舶などの被害報告はない。
 北朝鮮は9月3日にICBM搭載用の水爆実験とする核実験を実施。新たな安保理制裁決議は北朝鮮への石油供給制限に初めて踏み込み、中国やロシアも賛成。北朝鮮外務省は「全面的に排撃する」と反発していた。
 北朝鮮は8月上旬、米領グアム沖への火星12発射計画検討を表明。防衛省・自衛隊は上空通過が予想される島根、広島、愛媛、高知の4県に地対空誘導弾パトリオット(PAC3)部隊を展開している。


関連ページ: 広域 社会

2017年09月15日金曜日


先頭に戻る