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<宮城知事選>「是が非でも立てる」市民団体、候補選定急ぐ

 民進党宮城県連が知事選での独自候補擁立を断念したのを受け、4選を狙う村井嘉浩知事(57)の対立候補擁立は市民団体に委ねられることになった。昨年の参院選と仙台市長選に続く野党共闘を呼び掛けた市民団体は民進の対応に不満をにじませつつ、選定作業を急ぐ構えだ。
 市民団体「県民の県民による県民のための新しい知事を選ぶ会」のメンバー5人が15日朝、県議会棟に赴き、民進系会派「みやぎ県民の声」の幹部に改めて独自候補擁立を求めた。
 「われわれは自民、共産に次ぐ第3会派だ。常に選挙はできず、体力を温存したい」などと消極的な発言を繰り返す県民の声の藤原範典会長に対し、市民団体メンバーは「候補を立てないと県民は不戦敗と判断する」「選択肢を示すべきだ」と訴えた。
 共同代表の鹿野文永元宮城県鹿島台町長は「市民と野党の共闘という宮城の新しい政治文化を継続したい」と強調。「是が非でも候補を立てる」と決意を述べ、1時間以上に及んだ平行線の話し合いを打ち切った。
 市民の会は近く会合を開き、対応を協議する。民進県連の幹事会終了後、取材に応じた市民団体の草場裕之事務局長は「今更、政党を責めることはしない。市民主導でふさわしい候補者を探し出す」と話した。


2017年09月16日土曜日


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