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「金色の風」待ち遠しい 新たな岩手産米デビュー控え研修

試験圃場で稲の生育状況を確かめる研修会参加者

 今秋に市場デビューする岩手県産米の最高級品種「金色(こんじき)の風」の収穫に向けた研修会が14日、北上市の県農業研究センターであった。8月の天候不順で登熟が遅れたため、刈り取り適期は想定より5〜7日遅い今月22日ごろになる見通し。10月8日の販売開始には影響しない。
 生産農家でつくる栽培研究会のメンバーや市町村、農協関係者ら約60人が出席。気象情報や試験圃場での成育状況を分析した後、試験圃場を視察した。
 県中央農業改良普及センターによると、金色の風は出穂後の日平均積算気温が950〜1050度で刈り取り適期になる。奥州市などの主要作付け地は、適期を今月17〜18日と見込んでいたが、登熟が遅れた。
 コメの品質低下を招く「いもち病」の発生は最小限にとどまるという。試験圃場の稲の不稔(ふねん)率は1日時点で10%を下回っており、収量にも影響はないとみられる。
 農業改良普及センターの中西商量(あきかず)上席農業普及員は「適期はあくまで目安。生育状況を確認して刈り取りをしてほしい」と話した。


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2017年09月16日土曜日


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