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<北斗医学賞>宮城県立がんセンター研究所の西川路氏が受賞

西川路武人さん

 東北の若手医学研究者の功績をたたえる「石田・海老名記念北斗医学賞」の授賞式が16日、仙台市内のホテルであり、宮城県立がんセンター研究所がん先進治療開発研究部の西川路(にしかわじ)武人研究員(36)が受賞した。
 西川路さんは、頭頸部にできる扁平上皮がんの増殖と転移を促進する分子を特定し、その働きを解明した。分子をターゲットにした治療薬やがんの悪性度を測る腫瘍マーカーの開発を目指し、今後研究を進めるという。
 選考委員長で東北大加齢医学研究所の小笠原康悦教授は「分子はがん治療の標的として非常に有効で素晴らしい成果だ」と評価した。西川路さんは「がんに苦しむ人々のためにも、不撓不屈(ふとうふくつ)の精神で研究を進めたい」と述べた。
 同賞は、若手医学研究者の育成を目的に公益財団法人仙台微生物研究所(青葉区)が2011年に創設。海老名卓三郎代表理事ら7人の選考委員が毎年、微生物学や免疫学などで優れた業績を上げた50歳以下の研究者を対象に選んでいる。


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2017年09月17日日曜日


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