宮城のニュース

被災地の子 運動しよう ユアスタDJ大坂さんら団体設立し支援

大坂さんらが企画したスポーツイベント=5月、仙台市太白区
大坂ともおさん
大坂裕子さん

 東日本大震災の被災地の子どもたちの健康づくりを応援しようと、サッカーJ1仙台のスタジアムDJ大坂ともおさん(47)=仙台市青葉区=らが、親子で気軽に運動に親しめる催しを県内で展開するプロジェクトに乗りだした。「遊び場の減少による運動不足の解消や、体力向上をサポートしたい」と強調する。
 大坂さんと、妻で子育て支援事業などに取り組むフリーアナウンサー裕子さん(45)らが企画。7月末に、事業の主体となる一般社団法人「エスシー フィールド」を設立し、11月に仙台市泉区で、未就学児親子を対象とした最初のイベントを開く。今後、石巻市や気仙沼市、女川町などでも開催を検討する。
 大坂さん夫妻らは震災後、県沿岸部への訪問を通じて、校庭への仮設住宅の設置や復旧工事などに伴う子どもたちの運動機会の減少を実感した。県内の児童生徒の体力テストの結果が全国平均を下回る状況も懸念。長年、プロスポーツに携わり、関連イベントなども企画した経験を生かし、子どもたちに運動の機会を提供したいと考えた。
 イベントでは、ボールを使った遊びなど、親子で楽しめるプログラムを幅広く取り入れる方針。カフェコーナーをはじめ、くつろげるスペースも設ける。「運動が嫌いな子にこそ来てほしい」(大坂さん)と言う。
 裕子さんは「生活再建に追われると、親が子どもと一緒に体を動かす余裕もなくなりがち。親もリフレッシュし、元気になれる場をつくりたい」と強調する。
 催しにアスリートらを招くなど内容を充実させるため、現在インターネットで資金を募るクラウドファンディングを実施。目標金額は150万円で、募集は29日まで。申込先はhttps://readyfor.jp/projects/13153


2017年09月17日日曜日


先頭に戻る