宮城のニュース

<ツール・ド・東北2017>海の恵み 笑顔満開 グループライドで絶景やグルメ堪能

建設中の防潮堤の下を駆ける参加者=16日午後2時30分ごろ、石巻市小網倉浜

 ツール・ド・東北2017は16日、2年目を迎えた牡鹿半島チャレンジグループライド(100キロ)もあり、ライダーたちがアップダウンの激しい海沿いのコースでペダルをこいだ。
 石巻専修大をスタートしたライダーは、宮城県女川町経由で県道牡鹿半島公園線(コバルトライン)を南下。第1陣の12人が正午すぎ、石巻市鮎川浜のおしか番屋に設置されたエイドステーションに到着した。
 炭火で焼いたクジラやホタテ入りのお吸い物が振る舞われ、仙台市宮城野区の会社員斎藤守彦さん(56)は「おいしかった。景色もきれいでいいコース」と満足げだった。地元の仮設商店街「おしかのれん街」会長の石森政成さん(55)は「クジラで疲れを取って元気に走ってほしい」とエールを送った。
 石巻市荻浜の語り部ポイントでは、市荻浜支所長の坂本健也さん(58)が出迎えた。東日本大震災発生時、1階天井まで津波が来た支所の2階に住民が避難した様子を説明し、「生死の境は紙一重だ」と強調した。
 ツール・ド・東北は、10日までの51日間にわたり牡鹿半島などで行われたアートと音楽、食の総合祭「リボーンアート・フェスティバル」に続く大規模イベント。坂本さんは「多くの人にこの地を知ってもらい、地域の発展につながればうれしい」と話した。


2017年09月17日日曜日


先頭に戻る