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<楽天>打線お目覚め やっと本来の戦いぶり

2回、東北楽天が打者一巡の猛攻で7得点。(左から)藤田の適時二塁打、アマダーの逆転3ラン、ウィーラーの3ラン(川村公俊、坂本秀明撮影)

 4年ぶりのリーグ王座を目指した戦いは終わった。ソフトバンクの優勝決定を知らされ、東北楽天の梨田監督は「(首位陥落した)8月15日からのうちの戦い方や連敗を見れば仕方のないこと。力の差、勢いの差を感じた」と淡々と話す。コラレスが先発したその日が分岐点。5勝21敗1分けの戦績を振り返るまでもない。
 約3カ月ぶりの2桁得点と猛打で大勝した。8月中旬から先制された試合は19連敗中だっただけに、0−2の二回、一挙7得点の逆転劇は頼もしい。アマダーの逆転3ランはもちろん、涌井をKOに追い込むウィーラーの3ランは効いた。
 だが、両外国人の本塁打は約1カ月ぶり。快進撃をけん引した得点源の復調は遅きに失した感が否めない。特にウィーラーは8月15日を最後にアーチなし。この試合前まで25戦4打点で主砲として機能しなかった。ベンチを引き揚げる際、報道陣に「話は何もない」としか言えなかったのも、不本意さの表れだろう。
 2位を狙うしかなくなった中で、若鷹軍団に敗れた西武とのゲーム差が2.5に縮まったのは救いだ。この試合で見せた本来の戦いぶりを続け、本拠地でクライマックスシリーズのファーストステージを開催できる2位に滑り込めるか。「上を目指してやるだけ」と語った梨田監督。腕の見せどころだ。(金野正之)


2017年09月17日日曜日


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