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<ベガルタ>CKから1失点 落胆大きく

FC東京−仙台 前半、中盤で相手選手と激しく競り合って倒れ込む仙台・奧埜(手前)(鹿野智裕撮影

 まさに鬼門だ。仙台は善戦したが、CKからの1失点に泣いた。J1リーグでFC東京とのアウェー戦は通算1分け8敗。渡辺監督は「勝ちたかったし、勝ちにもっていけたゲーム」と唇をかんだ。
 後半22分、FC東京・元日本代表の太田の右CKは、近めに位置取りした張賢秀の頭に当たりネットを揺らした。「やられたらいけない場所。もっと体をぶつけたかった」。渡辺監督は勝負を分けた1点に顔をゆがめる。
 大黒柱の富田を左脚の肉離れで欠き、相手は新監督の初陣。苦戦が予想されたが、前半はほぼ互角の展開に持ち込んだ。富田の代役を務めた奥埜は攻守で存在感を発揮。大岩は「球も取れる。スーパーなボランチ」と褒めたたえた。
 だが、後半に入り、セカンドボールが徐々に相手に渡り始める。奥埜は「細かいパスミスが出てしまった」と語り、三田は「東京の選手は一人一人レベルが高い」。小さい差ではあるが、仙台が上位に食い込むために足りない部分だった。
 勝てば1桁順位になる可能性があっただけに落胆は大きいが、「何もできなかったわけではない。下を向く必要はない」と渡辺監督は強調する。一つ一つ、勝利を積み重ねるしかない。(狭間優作)


2017年09月17日日曜日


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