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<楽天>昇格の西宮、好調維持 中継ぎ左腕4試合で無安打無失点

16日のロッテ戦、7回からマウンドに上がり2回無安打で今季初勝利を挙げた西宮=コボパ宮城

 東北楽天の西宮が9日に今季初めて1軍昇格後、好調を維持している。中継ぎ左腕として4試合で5回2/3を投げて無安打無失点。昨季は制球を突如乱して崩れる試合があったが、「今は腕を振ってストライクゾーンで勝負ができている」と手応えを口にする。
 今季は同じ中継ぎ左腕の新人高梨らが台頭し、開幕から2軍暮らしが続いていた。「自分を見失わず、いつかチャンスが来ると思って練習をしていた」。投球時の肘の位置や変化球の握り方を試行錯誤し、課題の制球に磨きをかけてきた。
 16日のロッテ戦は4番手で七回から登板。最速149キロの直球を武器に2イニングを無失点でしのぎ、今季初勝利を手にした。四球で走者を出したが、後続を冷静に打ち取った。「これまでは打たれたくないという意識が強過ぎた。今は走者を出しても最終的に無失点ならいいと開き直って投げている」と精神面の変化も好調の要因だ。
 チームはクライマックスシリーズファーストステージの本拠地開催権を懸け、西武と2位争いを繰り広げる。「(2位の)西武を逆転できるよう、任されたところで頑張りたい」と貢献を誓う。梨田監督も「直球が以前のように暴れる感じがしない。回またぎもこなしてくれて助かる」と評価する。
 新人だった2014年には中継ぎで福山の65試合に次ぎ、これまで自己最多となる46試合に登板した実績を持つ。14日には第1子の男児が誕生したばかり。左腕は輝きを取り戻すため「僕が腕を縮こめて投げたら何の魅力もない。そこは忘れずに投げたい」と力を込めた。(佐々木智也)


2017年09月18日月曜日


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