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<東京ゲームショウ>仙台市3年連続出展 企業誘致目指す

VR映像をチェックする「A&I」のメンバー

 千葉市の幕張メッセで21日に開幕する世界最大級のゲーム展示会「東京ゲームショウ2017」に、仙台市が地方自治体で唯一、出展する。仙台の魅力を伝える仮想現実(VR)の映像や、地元学生が制作したゲームアプリなどを用意。IT産業の振興に力を入れる市の取り組みをPRし、首都圏からの企業誘致につなげたい考えだ。


 市の出展は3年連続で、21、22日に市内のIT企業などでつくる「グローバルラボ仙台(GLS)」と合同でブースを構える。
 今年は仙台藩祖伊達政宗の生誕450年にちなみ、展示を工夫した。目玉は市の観光PR集団「伊達武将隊」が出演する約4分30秒のVR映像で、ゴーグル型ディスプレーを装着して武将隊が開いたうたげに参加する設定。市内のIT企業関係者らが宴席に登場し、仙台の魅力を語る様子を臨場感たっぷりに伝える。
 体験コーナーには政宗のミニチュア甲冑(かっちゅう)を飾り、ゴーグル型ディスプレーをかぶとに見立てる。両脇にはかがり火を表示した2台のタブレット端末を配置し、市の企業誘致情報を手軽に閲覧できるようにする。
 VR映像は、青葉区の専門学校デジタルアーツ仙台の卒業生4人でつくるサークル「A&I」が制作した。メンバーの猿田優人さん(21)=青葉区=は「首都圏の企業に少しでも仙台、東北に興味を持ってもらいたい」と期待する。
 このほか、GLSの人材育成プログラムで市内の学生チームが作ったゲームアプリの展示や、市と産業振興協定を結ぶフィンランド・オウル市などのゲーム企業コーナーも設ける。
 市経済局の担当者は昨年、会場で企業関係者115人と名刺交換した。「首都圏の企業に仙台は面白そうな場所だと感じてほしい。優秀な人材の確保や海外展開の足掛かりなどを考える企業の誘致につなげたい」と意気込む。


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2017年09月19日火曜日


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