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食・観光・文化…台湾知って 仙台・日台交流イベント30日から

イベントに向け、打ち合わせする張さん(右から2人目)、中村さん(同3人目)ら=仙台市青葉区の事務局

 食や産業、観光、芸能といった多彩な台湾文化を紹介する日台交流イベント「リトル台湾in仙台2017」(実行委員会主催)が30日と10月1日、仙台市青葉区の勾当台公園市民広場で初めて開かれる。東日本大震災の際に200億円を超す支援金を日本に寄せた台湾に感謝の思いを伝えたいと、仙台の女性2人が中心となり企画した。

 企画したのは、台湾出身で、仙台で30年以上暮らす中国語講師の張菁〓(ちょうせいぎょく)さん(54)と、震災後、恩返ししたいとの思いから何度も訪台している自営業の中村万紀さん(49)=いずれも青葉区=。イベントを通じて台湾への興味を深めてもらい、交流を促進するのが狙いだ。
 当日は300個のちょうちんで会場を飾り、屋台が並ぶ台湾の夜市の雰囲気を演出。煮込んだ牛肉が載った「牛肉麺」や甘辛く煮た豚肉をご飯にかけた「魯肉飯(ルーローハン)」、豆乳で作るスイーツ「豆花(トウファ)」といった現地の味を提供する店や、手芸雑貨の物販店も並ぶ。
 台北、台南、基隆などの自治体がブースを構え、文化や歴史、観光スポットを紹介。伝統の人形劇や歌のステージ、切り絵の実演などもある。
 張さんと中村さんは大規模なイベント開催の経験はなく、昨秋から手探りで準備をスタート。仙台や台湾のボランティア約60人の協力を得ながら、翻訳や出店手続きなどに取り組む。
 「台湾の人々は明るい精神を持ち、日本文化が大好き。震災で絆が太くなった台湾のことを、もっと理解してもらえたらうれしい」と張さん。中村さんは「台湾語が飛び交う2日間になる。恩返ししたい気持ちはあるけれど台湾に行けない沿岸部の人にも、文化に触れてほしい」と話す。
 時間は30日が午前11時〜午後8時、10月1日が午前11時〜午後6時。連絡先は事務局080(1689)8686。


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2017年09月19日火曜日


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