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<楽天>一丸の逆転 打線奮起、9回4得点

9回東北楽天1死満塁、死球でサヨナラ勝ちを決め、仲間に祝福される銀次(右)。左はアマダー(49)と抱き合って喜ぶ則本(坂本秀明撮影)

 「逆転の楽天」が戻ってきた。最終盤、東北楽天打線が前半戦をほうふつとさせる粘りを発揮し、3点差をひっくり返した。最後は選手会長銀次の死球で押し出しというオチまで付き、「漫画のよう。まさかという感じ。今日のサヨナラ勝ちは大きい」。梨田監督の喜びもひとしおだった。
 七回まで1安打無得点。八回は無死一、二塁の好機で銀次の安打性の打球が投直併殺となり、「負けるパターンにはまったかと思った」(梨田監督)。それでも、則本が九回まで投げ抜く姿に打線が奮起した。
 「あれだけ球数を投げて頑張っている。より一層、気持ちが入った」。九回、先頭のオコエが思いをバットに乗せ、石川の114球目となる直球を右前へ運ぶ。続く岡島の四球で無死一、二塁となり、藤田らの3連続適時打で追い付いた。
 1死満塁で打席には銀次。集中して待った松永の初球は「投げた瞬間(当たると)分かった。打って決めたかったけど…」。人生初のサヨナラ死球を背中に受け、悲鳴を上げて痛がったが、すぐさま全力で一塁へ走って仲間の祝福を受けた。
 8月中旬以降、好機で一打が出ずに敗れる展開が続いただけに、勢いを取り戻しそうな白星は光明だ。「仙台のたくさんのファンの前でクライマックスシリーズ(CS)をやりたい」と銀次。誰一人、本拠地でのCS開催を諦めてはいない。(浦響子)


2017年09月19日火曜日


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