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<楽天リポート>聖沢、1000試合出場にあと3 周囲への感謝忘れず

菅野愛郁(かんの・めい)

 10年目の聖沢諒外野手が通算1000試合出場にあと3試合と迫っています。2008年大学生・社会人ドラフト4巡目で入団し、12年には球団で初めて盗塁王のタイトルを獲得しました。今ももちろん、走攻守全てで貢献する欠かせない存在です。
 松代高時代は夏の長野大会で3回戦敗退。高校3年間、甲子園の大舞台を踏むことはありませんでしたが、進学した国学院大での恩師との出会いがプロへの道を切り開く転機になったそうです。その人は竹田利秋監督(当時)。宮城でも東北高、仙台育英高の監督を務めたあの名将です。
 聖沢選手は最初、レベルの高さに驚くばかりでした。「あ、甲子園に出ていた選手がいる」。同時に、自分の力がどこまで通用するのか楽しみで仕方なかったとか。大学2年時にレギュラーになると、4年には主将としてチームを引っ張る存在に。この時、竹田監督から教わったのが「使命感」という言葉でした。
 「自分のためにやるな! 誰かのために頑張る人間は強いんだ」
 この言葉を今でも胸に刻んでいるそうです。支えてくれる人たちへの思いが伝わる話をうかがいました。
 聖沢選手が昨年、長野へ帰省した際、打撃練習でお世話になっている下地栄輝打撃投手のために、戦国武将真田幸村の旗印「六文銭」が描かれたTシャツを入手しました。歴史好きの下地さんは相当うれしかったようで、遠征先の宿舎などで毎回着用するほどお気に入りになったそうです。
 多くの人たちと共に歩み、1000試合出場目前まで来ました。球団生え抜きでは、大学の1学年先輩、嶋選手に続く2人目の記録。達成を前に聖沢選手は話してくれました。
 「失敗ばかりした僕を何度も何度も起用してくれた歴代の監督、コーチに感謝したいです。これからも恩返しできるよう頑張ります!」
 周囲への感謝を忘れない聖沢選手らしい言葉ですよね。
(東北楽天オフィシャルリポーター)


2017年09月19日火曜日


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