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<宮城知事選>多々良氏出馬へ あいコープみやぎ専務、市民団体擁立

多々良 哲氏

 任期満了に伴う宮城県知事選(10月5日告示、22日投開票)で、4選を狙う村井嘉浩知事(57)の対立候補擁立を目指す市民団体は19日、仙台市の団体役員多々良哲氏(58)を擁立する方針を固めた。仙台市内で20日に開く選考委員会で正式決定する見通し。告示まで約2週間に迫り、戦いの構図がようやく確定した。(14面に関連記事)
 多々良氏は市民団体「県民の県民による県民のための新しい知事を選ぶ会」の事務局長代行を務める。河北新報社の取材に「メンバーの思いを受け止め、最終判断する」と述べた。
 多々良氏は大阪府枚方市出身、東北大中退。1983年に生活協同組合あいコープみやぎ(仙台市宮城野区)に入社し、2005年から専務理事。市民団体「放射能汚染廃棄物『一斉焼却』に反対する県民連絡会」事務局長を務める。
 新しい知事を選ぶ会は19日、野党共闘の実現に向け県議会の民進党系会派「みやぎ県民の声」と共産党県議団、社民党県議団をそれぞれ訪れ、推薦願いを提出した。
 県民の声の藤原範典会長は「会派全体でまとまるのは難しいが、個々の状況に応じて応援する」、共産の遠藤いく子団長は「村井県政の転換を図るため全力で応援する」、社民の岸田清実団長は「市民団体の努力を踏まえ、県組織で対応を協議したい」と語った。
 知事選を巡っては、村井知事が県議会6月定例会で4選を目指して立候補を正式表明。今月15日、民進党県連が独自候補擁立を断念し、対立候補擁立は市民団体に委ねられていた。


2017年09月20日水曜日


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